名言 - Good saying -
第3篇

第3篇のテーマは、「幸福論」です。

※ここでは、主に西洋の文学や歴史上の人物の言葉を掲載します。
画像は、私が過去に撮影した写真の一部です。「名言」との関連性は特になく、自由に配置してあります。

幸福とは、そのまま変わらないで続いてほしいような、そんな状態である。
(フォントネル)
幸福であるには二つの道がある。
欲望を減らすか持ち物を増やすかすればよい。
どちらでもよろしい。
(フランクリン)
何も知らぬことは最も幸福である。
(西洋のことわざ)
「今が最悪の事態だ」と言える間は最悪ではない。
(シェークスピア)
人間は境遇の作物にあらず、境遇が人間の作物なり。
(ディズレイリ)
いつまでも続く不幸というものはない。
じっと我慢するか、勇気を出して追い払うかのいずれかである。
(ロマン・ローラン)
幸福を得る唯一の方法は、幸福を人生の目的とせず、幸福以外の何か目的物を人生の目的とすることである。
(J.S.ミル)
忘却なくして幸福はありえない。
(モロワ)
幸福を知覚するには、まず大抵は時計を巻くぐらいの時間がいる。
(チューホフ)
我々は自分で思っているほど幸福でもないし、不幸でもない。
(ラ・ロシュフーコー)
運命の中に偶然はない。
人間はある運命に出会う以前に、自分がそれをつくっているのだ。
(T.W.ウィルソン)
 
万人は自らの幸福を望んでいる。
しかし技術的に一つとなった今日の世界では、自らの幸福を望んでも、他人の幸福を望む心と一つにならない限り、それは何の役にもたたない。
(バートランド・ラッセル)

倫理学とは、本来幸福について考える学問なのだそうです。
ギリシャ哲学も、中国古典も、人間がいかにすれば幸福になるかということに、多くを費やしています。
「幸福」とはかくも多くの人が関心を持つものなのでしょう。